イランの女子選手がクライミングW杯出場 去年10月に頭髪を隠さず大会出場し国内で非難
国内のメディアに囲まれるレカビ選手(提供:IRNA/AP/アフロ)
イタリアで行われたスポーツクライミングのボルダーW杯女子予選に、イランのエルナズ・レカビ選手が出場しました。
レカビ選手は去年10月に韓国で行われたアジア選手権で頭髪を覆うためのスカーフをつけずに、競技に参加。問題だとしてイラン国内で議論を呼んでいました。
BBCなどによりますと、去年12月にはレカビ選手の家族の家が“正規の建設許可を得ていなかった”として解体される映像などが国内で流され、レカビ選手が「頭髪を隠さず大会に出場したこと」を謝罪しなければ、家族の財産を没収するなどの圧力を当局からかけられていたということです。
イランでは女性は頭髪をスカーフで覆うことなどが法律で定められています。イギリスメディアなどは、スポーツ選手がイラン代表の選手として国外の大会に出場するときは、この法律に従わなければならないとしています。
去年10月のアジア選手権から、8か月近く国外の大会に姿を見せていなかったレカビ選手。結果は予選41位と準決勝に進むことはできませんでした。
レカビ選手は去年10月に韓国で行われたアジア選手権で頭髪を覆うためのスカーフをつけずに、競技に参加。問題だとしてイラン国内で議論を呼んでいました。
BBCなどによりますと、去年12月にはレカビ選手の家族の家が“正規の建設許可を得ていなかった”として解体される映像などが国内で流され、レカビ選手が「頭髪を隠さず大会に出場したこと」を謝罪しなければ、家族の財産を没収するなどの圧力を当局からかけられていたということです。
イランでは女性は頭髪をスカーフで覆うことなどが法律で定められています。イギリスメディアなどは、スポーツ選手がイラン代表の選手として国外の大会に出場するときは、この法律に従わなければならないとしています。
去年10月のアジア選手権から、8か月近く国外の大会に姿を見せていなかったレカビ選手。結果は予選41位と準決勝に進むことはできませんでした。