◇プロ野球セ・リーグ　阪神1ー0巨人（22日、甲子園球場）

8回1失点の好投も15勝目とはならなかった巨人の菅野智之投手。試合後には「ことし一番集中してたんで、疲労感はない」とスッキリした表情で報道陣の取材に応じました。

3回にはバントなどのスイング判定で球場にどよめきが走る場面が何度かありましたが、菅野投手は「野球をやっていれば、いろんなことがある。審判の人たちも大事な試合ってわかってるだろうから」とすると、「いちいちそういうものに反応するよりも、次どうするかって、常に頭を切り替えてやっていく方が、僕は意味があると思う」と続けました。

試合中に切り替えるのは難しいのではないかと質問が飛ぶと、「そんなことないっすよ」と一言。「もう、何百試合も投げてて、絶対ストライクだろとか、絶対振ってんだろうとか、何百回も経験してるけど･･･言ったところで、考えたところで、（判定は）変わんないし。いちいちそういうのにイラついててもしょうがない」としました。

阪神とのゲーム差は「1」となった巨人。23日は高橋遥人投手を相手取り、勝利を狙います。