◇プロ野球セ・リーグ 阪神-広島(9日、甲子園球場)

5回裏、阪神の代打として登場した高山俊選手が2シーズンぶりとなるヒットを放ちました。

高山選手は2015年ドラフト1位で阪神に入団。プロ1年目には136安打を放ち打率.275という成績を残し新人王に輝きました。しかし、その後は思うような成績を残せず出場機会も減少。昨シーズンは1軍出場がゼロに終わりました。

この日、1軍登録された高山選手は5回1アウト走者なしの場面で代打で登場。球場にアナウンスされると、阪神ファンからは大きな拍手が送られます。

高山選手は、広島先発・森下暢仁投手の初球ツーシームを見逃すと、続く2球目のカーブをセンターへはじき返し今シーズン初ヒット、甲子園球場はより一層大きな拍手に包まれました。

高山選手の1軍出場はおととし10月13日の中日戦以来、ヒットは同年10月5日の巨人戦以来となりました。

SNSでは「高山君おかえりおかえり・・・ずっと待ってたよ・・・」、「高山くんが2年ぶり1軍でヒット打ったのは、涙が出るほどうれしい」などのコメントが寄せられています。