「10年後にはレフェリーもいなくなる」反町技術委員長・新テクノロジーに言及
三笘薫選手のプレーは、VAR判定の末ゴールラインを割っていないと判定(写真:AP/アフロ)
日本サッカー協会の反町康治技術委員長は12日、技術委員会後オンライン取材に応じ、W杯カタール大会で使用された「新テクノロジー」について言及しました。
今大会は半自動オフサイドテクノロジーや公式球にチップが内蔵されたことで、より正確なジャッジが可能になっています。
日本もグループリーグのスペイン戦で、三笘薫選手のゴールラインぎりぎりの折り返しが新技術を使用したVAR判定の末、ラインを割っておらず、ゴールと認められました。
反町技術委員長は「三笘のゴールにも象徴されるようにテクノロジーによってのジャッジが一番になりつつある。VARができたときに、はじめは懐疑的だったが今回やってみてクリアになったのはよかったと思う」とコメント。
さらに「(正確なジャッジで)レフェリーに抗議することが少なくなる。VARが入ったことでノーゴールとなったら『わかりました』となる。あの三笘のシーンだって、日韓ワールドカップでスペインのクロスがラインを『割っている』『割っていない』でずっと議論されているが、テクノロジーが発展してあのようになれば、抗議もなくなってくる。そうなると10年後にはレフェリーもいなくなると思う」と冗談を交えながらも「それぐらいテクノロジーが進んでいて、審議が大きく勝敗に左右するサッカーでは、やむを得ない」と新技術について語りました。
今大会は半自動オフサイドテクノロジーや公式球にチップが内蔵されたことで、より正確なジャッジが可能になっています。
日本もグループリーグのスペイン戦で、三笘薫選手のゴールラインぎりぎりの折り返しが新技術を使用したVAR判定の末、ラインを割っておらず、ゴールと認められました。
反町技術委員長は「三笘のゴールにも象徴されるようにテクノロジーによってのジャッジが一番になりつつある。VARができたときに、はじめは懐疑的だったが今回やってみてクリアになったのはよかったと思う」とコメント。
さらに「(正確なジャッジで)レフェリーに抗議することが少なくなる。VARが入ったことでノーゴールとなったら『わかりました』となる。あの三笘のシーンだって、日韓ワールドカップでスペインのクロスがラインを『割っている』『割っていない』でずっと議論されているが、テクノロジーが発展してあのようになれば、抗議もなくなってくる。そうなると10年後にはレフェリーもいなくなると思う」と冗談を交えながらも「それぐらいテクノロジーが進んでいて、審議が大きく勝敗に左右するサッカーでは、やむを得ない」と新技術について語りました。