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【W杯】「人生で1番長いVAR」吉田麻也が語る“三笘の1ミリ”「福が来るな」スマホの待ち受けに変更

2022年12月11日 17:11
【W杯】「人生で1番長いVAR」吉田麻也が語る“三笘の1ミリ”「福が来るな」スマホの待ち受けに変更
スペイン戦、決勝点につながった三笘薫選手のクロス(写真;AP/アフロ)
3大会連続でサッカーW杯に出場し、日本代表のキャプテンを務めた吉田麻也選手が10日、日本テレビ『Going!Sports&News』に出演し、世界で話題となった『三笘の1ミリ』について話しました。

日本は1勝1敗で迎えたグループリーグ第3戦。W杯優勝経験のあるスペインに前半1点を奪われる苦しい展開となります。

それでも後半開始早々、途中出場した堂安律選手が弾丸シュートを決めて同点に追いつくと、その3分後には三笘選手がラインを割りそうなボールに足を伸ばしクロスを供給すると、田中碧選手が押し込み逆転のゴール。

その後VARで、三笘選手のクロスを上げるボールがラインを越えていないか確認されましたが、わずか1ミリだけライン上にボールが残っていたと判定され、ゴール認定。これが決勝点となり、日本はスペインに勝利し、グループ首位通過でベスト16に進出しました。

世界でも話題となったこの場面、判定の結果を待っていた瞬間について吉田選手は「僕は後ろにいたので全く見えなかったので、とにかく祈ってました。人生で1番長いVARでした。(ゴールが)入らなかったことを僕は考えないといけないので、入ってなくてもやることは変わらないし、同じように集中してやろうと周りの選手と話していた。(VARの判定結果の時間が)長かったので、気持ちを切らさないように」とその時の気持ちを明かしました。

そして今では吉田選手はスマートフォンの待ち受け画面には「福が来るなと」と“三笘の1ミリ”に変更。「この1ミリのために僕たちは頑張ってきているので、この1ミリの差が本当に大きな差を生む」と話しました。
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