【独占】カープ栗林良吏投手 地元で励む自主トレに欠かせない存在とは…? 守護神完全復活に向けて「体作り」へ!
1月5日から愛知県で自主トレに励む栗林良吏。2年ぶりに地元で始動しました。2024年の自主トレのテーマは「体作り」。
そのために、欠かせない心強い存在が加わりました。高校時代の野球部の後輩で、トレーナーの音川燿佑(おとがわ・ようすけ)さんです。
■トレーナー 音川燿佑さん
「去年の状態から、1年目の新人王をとった時の状態に戻したい。」
■カープ 栗林良吏投手
「ちょっと体の異変を感じたらすぐ連絡している。すごく頼りになる存在。」
守護神完全復活へ。独占密着で見えた栗林良吏を支える存在とは。
早朝から行う自主トレ
守護神の朝は早い。
■カープ 栗林良吏投手
「(自主トレ期間の)最初はやっぱり早かったんで、行きたくないと思っていたんですけど、もう大分慣れてきて、夜何時に寝ても、朝起きられるようになった。気持ち的には楽になった。朝は基本的には、ウェート場に。」
およそ1時間半、ジムで体を動かしたあと、球場へ向かいます。
■カープ 栗林良吏投手
「今日、上半身だったんで余裕だった。」
Q.体に気を使っていることで、具体的なことは?
■カープ 栗林良吏投手
「トレーナーさんが、夜に家まで治療に来てくれる。それが、今年のオフに初めてやっていること。」
頼りになるトレーナーは、高校の後輩
昨シーズンは、序盤に右足のケガで離脱。フル回転を誓う2024年は、体のケアに重点を置き、1年間戦える土台を築きます。そこで支えとなっているのが、音川トレーナーの存在です。
■カープ 栗林良吏投手
「なんか慣れが出てきたよね、あなた。良い意味で。初めの頃は緊張して、そんな笑顔もなかったのに。」
■トレーナー 音川燿佑さん
「めちゃめちゃいい人なんですよ。高校の時から変わってなくて。」
■カープ 栗林良吏投手
「しゃべった事ないじゃん、高校の時。」
■トレーナー 音川燿佑さん
「めっちゃ喋っていたじゃないですか!」
この自主トレでは、音川さんが日々の練習メニューを考案。栗林の体に合ったトレーニング内容を考えるために、自らも体を動かし、効果を確かめます。
■トレーナー 音川燿佑さん
「例えば、良吏さんは内転筋が弱いとか、胸椎に硬さがあるので、(メニューは)そこを重点的に、自分でやりながらやっている。」
音川さんは、整体師として働くかたわら、仕事の合間を縫い、自主トレに帯同。「栗林先輩を支えたい」その一心が音川さんを突き動かしました。
■トレーナー 音川燿佑さん
「僕がまだ資格を持っていないときに、僕が成長したら(体を)見させて下さいよと、言っていた。「それはお前が成長したらな」くらいな感じで終わっていたが、電話かかってきたので、是非やらせてくださいと。めちゃくちゃ嬉しかったです。」
■カープ 栗林良吏投手
「後輩としてというよりかは、一人の治療家として意識がすごい高い。色んなメニューを考えてくれて、弱点を自分のトレーニングに入れてくれるんで、自分の為になっている。」
さらに、週4回のペースでマッサージと針治療で、体のケアをしてもらいます。
■カープ 栗林良吏投手
「朝から昼まで練習して、夜はケアしてもらってという、一日中自分の為に時間使ってくれているので、そういう意味ではなんとか結果で恩返ししたい。」
もう一つ支え…家で待つ愛しの存在
栗林の自主トレは朝6時半から。早朝から始める理由、そこにはある思いがありました。
■カープ 栗林良吏投手
「うちの子ども、結構朝ゆっくり寝てくれているんで、朝練習して、子どものために昼くらいに帰る。ほぼ毎日のように外で遊んだり、ショッピングセンターのところに遊びに行ったりだとか、家で遊んだりして。めっちゃかわいいです。」
常に寄り添ってくれる家族の為、愛知で家を借り、かけがえのない時間を過ごしています。
■カープ 栗林良吏投手
「疲れ吹き飛びますよ。疲れを忘れるというか。笑顔になれる。」
カープの守護神の強い決意
自身の原動力となっている家族の存在。そして、新たな相棒となった後輩に恩返しを。地元で英気を養った守護神は、強い決意で今シーズンに挑みます。
■カープ 栗林良吏投手
「9回をやっているときは、色んな感情がある。自分の心次第でモチベーションは違うかなと思うので、そういう時に頼りになるのは、家族の応援だったり、ファンの皆さんの声援が力になると思うので、そういう人たちの為に、どんな状況でも、どんな場面でも全力で腕を振れるように準備して頑張りたい。」
【進め!スポーツ元気丸 2024年1月21日放送】