車いすラグビー 日本が初の金 献身的守備で貢献した乗松選手の地元・荒尾市からも声援
日本の決勝の相手は、6大会連続でメダルを獲得しているアメリカです。この大一番、乗松選手の地元、荒尾市からも声援が送られました。
日本はリードを許す厳しい立ち上がりとなりましたが、乗松選手が粘り強く相手を追い、アメリカのパスミスを誘います。これをトライにつなげ、乗松選手の守備から試合の流れを引き寄せると、その乗松選手がトライをあげるなど、日本は第2ピリオドで逆転に成功します。
その後も激しい守備を繰り返し主導権を渡さなかった日本。徐々にアメリカとの点差を広げ、待ちわびた瞬間が訪れました。48対41で勝った日本、悲願の金メダルを獲得しました。大会を通して献身的な守備を貫いた乗松選手も、初の金メダルに大きく貢献しました。
■乗松選手の実家の近所の人
「大会にかける思いが強いのは、ずっと聞いていた」
■乗松選手の親戚
「聖矢は、チームのために、日本のために全力で頑張ってくれたと思っています」
パリの地で日本の車いすラグビーの歴史が塗り替えられました。