熊本市出身で福岡大学1年の山形愛羽選手が16日、神奈川県で行われた陸上の日本学生個人選手権女子200メートルで優勝し、前日の100メートルとあわせ2冠を達成しました。

熊本中央高校出身の山形愛羽は去年のインターハイでは100メートルと200メートルで2冠を達成していて、大学陸上界でも黄金ルーキーと注目されています。前日の100メートルでは福島千里さんが持つ11秒21の日本記録に0秒20と迫る11秒41の20歳未満の日本新記録で優勝しています。

2冠を目指した16日の200メートル決勝。第6レーンの山形は終盤で一気に加速を見せ、そのままゴール。大会新記録となる23秒53で制し、自己ベストも大幅に更新しました。

2冠を達成した山形は、6月27日から新潟県で行われる日本選手権に出場する予定です。
■山形愛羽選手
「日本選手権では自分のレースをして、決勝では金メダルを狙ってきちんと走っていきたい」