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【ロアッソ熊本】過去最高の収益で2期連続黒字 主力選手退団に伴う移籍金など要因

2024年4月26日 12:31
【ロアッソ熊本】過去最高の収益で2期連続黒字 主力選手退団に伴う移籍金など要因
アスリートクラブ熊本の株主総会(25日・熊本市)
ロアッソ熊本を運営するアスリートクラブ熊本の株主総会が25日開かれ、2023年シーズンの決算が承認されました。

アスリートクラブ熊本によりますと、2023年シーズンの営業収入は12億2700万円(前期9億7700万円)、営業費用は10億9200万円で(前期8億8400万円)でした。
営業利益が1億3500万円(前期9300万円)、当期純利益は9020万円(前期8008万円)で、過去最高の収益で2期連続の黒字となりました。

また、リーグ戦の入場者数は1試合平均6278人で、プレーオフを除いた前期の4039人を上回りました。

2期連続黒字となった要因としてアスリートクラブ熊本は、新規の協賛企業の数が過去最高の71社で、協賛額が前年から約6000万円増加したことや、主力選手の退団に伴う移籍金収入が増えたことなどをあげています。

■アスリートクラブ熊本 藤本靖博社長
「収入には移籍金収入や天皇杯の賞金などがあり、れを全部抜いてしまうとそんなに良い数字ではない。利益が最高益と言っているが、そこに関しては引き締めている。一時的なものだと」

アスリートクラブ熊本は、今後、J1クラスの売り上げや利益規模を目指す中長期計画を策定し、スタジアムの席の種類や価格の見直し、協賛企業に売り込む広告商品の新規開発や価格改定に取り組みたいとしています。

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