被災した氷見市出身の高校球児が拠点移し再出発 日本航空高校石川
能登半島地震で被災し、石川県から拠点を移す私立高校の野球部員の受け入れが、山梨県にある系列校で、15日から始まりました。中には複数の県出身選手が含まれていて、出場の可能性があるセンバツ高校野球への思いを胸に再出発しました。
山梨県甲斐市の日本航空高校が受け入れを始めたのは、被災した日本航空石川の生徒600人で、15日からは野球部の主力部員が順次到着しています。
2023年の秋の大会で活躍したレギュラーには複数の県出身選手がいて、このうち、氷見北部中学校出身の猶明光絆投手は地元の氷見市で被災しました。
猶明光絆投手
「自分たちが被災して、寮にも入れなくて、すぐに練習とか暮らせる環境を作ってくれたので感謝している」
選手たちは、野球用具や制服などを学校に置いていたため、最低限の道具だけ持ってきたといいます。これからは、段ボールベッドを並べた教室で寝泊まりしながら、山梨県内のグラウンドで練習する予定です。
猶明光絆投手
「仲間が無事でいてくれることと、甲子園という可能性があることが一番の(モチベーション)。不安はあるんですけど環境が変わってもいつも通り練習出来るように頑張りたい」
日本航空石川は去年秋の北信越大会は3位で、センバツ出場の可能性があります。出場校の選考委員会は1月26日に行われます。
山梨県甲斐市の日本航空高校が受け入れを始めたのは、被災した日本航空石川の生徒600人で、15日からは野球部の主力部員が順次到着しています。
2023年の秋の大会で活躍したレギュラーには複数の県出身選手がいて、このうち、氷見北部中学校出身の猶明光絆投手は地元の氷見市で被災しました。
猶明光絆投手
「自分たちが被災して、寮にも入れなくて、すぐに練習とか暮らせる環境を作ってくれたので感謝している」
選手たちは、野球用具や制服などを学校に置いていたため、最低限の道具だけ持ってきたといいます。これからは、段ボールベッドを並べた教室で寝泊まりしながら、山梨県内のグラウンドで練習する予定です。
猶明光絆投手
「仲間が無事でいてくれることと、甲子園という可能性があることが一番の(モチベーション)。不安はあるんですけど環境が変わってもいつも通り練習出来るように頑張りたい」
日本航空石川は去年秋の北信越大会は3位で、センバツ出場の可能性があります。出場校の選考委員会は1月26日に行われます。