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【スポーツ】富山県勢が躍動 全国高校サッカー選手権と箱根駅伝

2025年1月7日 17:01
【スポーツ】富山県勢が躍動 全国高校サッカー選手権と箱根駅伝

この年末年始、全国高校サッカー選手権や箱根駅伝で富山県勢が躍動しました。

まずは、初の全国の舞台で初勝利を挙げた龍谷富山高校サッカー部からです。

◆横山旺世キャプテン
「たくさんの人応援しに来とるよ そのためにも絶対勝つぞ この試合で悔いは残すな やるぞやるぞ!いくぞ」

創部21年目で初の選手権全国大会に臨んだ龍谷富山。

那覇西との1回戦では押し込まれる展開が続きますが、2年生守護神・吉田を中心に堅い守りを築き、ゴールを割らせません。

試合は0対0のまま80分間で決着つかず、PK戦へ。

そして・・・

◆実況
「龍谷富山は決めれば全国初勝利 那覇西は止めればまだわかりません」
「決めた~!龍谷富山、新たな歴史を作る悲願の全国初勝利です」

初の大舞台で歴史的な1勝を挙げました。

続く、大みそかの2回戦。

守備の要・3年生の宮林が出場停止となる中、チーム全員で粘り強い守りを見せましたが後半、PKから失点。

0対1で敗れ、県大会から快進撃を続けた龍谷富山イレブンの挑戦が幕を閉じました。

◆濱辺哲監督
「ありがとうな本当に。こういう舞台に連れてきてくれて。おれも40過ぎてこんな所まで連れてきてもらえるものとは思ってなかった。 すごく毎日が楽しかったし、あわよくばもうちょっと一緒にやりたかったけども。本気で悔しいって涙流せるって本当に良いことだからさ 結果はしっかり受け止めて。ここはもう帰ってくる場所だからさ 目指す場所じゃないぞここは 来年また帰ってこなきゃいけないし。3年生本当にお疲れ様。胸張って、いろんな人にありがとうの言葉かけましょう」

そして3年生の思いは後輩たちへと受け継がれます。

◆横山旺世キャプテン
「自分としてはこの試合で正直悔いはないし もうやりきったって感じだし 2年生は来年またここに戻ってこられるように頑張ってほしい。本当に先生たちにも感謝しとるし 自分をここのピッチに連れてきてくれたこのメンバー 本当に感謝しかないので 3年間本当にありがとうございました」

◇実況
「スタートしました。第101回箱根駅伝」

続いては正月の風物詩「箱根駅伝」。

2日の往路3区に立教大学4年生・高岡向陵高校出身の稲塚大祐選手が出場。

去年に引き続き2度目の箱根挑戦となった稲塚選手は、トップと1分42秒差の9位でタスキを受け取りました。

◇実況
「63年ぶりのシード獲得に向けて江戸紫!箱根路復帰3年目の立教大学が3区まで奮闘しています。ここが現在9位という順位です4年生の稲塚大祐が湘南の国道134号を走ってきました。富山県の南砺市の出身、五箇山合掌造りがある豪雪地帯で生まれ育ちました、暖かな湘南の日差しを受けてシード権を目指して9位を走っています」

稲塚選手は区間13位 1時間3分21秒で最後の箱根路を走り切りました。

4区には、早稲田大学の2年生、雄山中学校出身の長屋匡起選手がトップと2分57秒差の5位でタスキを受け取りました。

去年、1年生での出場が期待されましたが、ケガの影響で今年が初めての箱根駅伝出場となりました。

◇実況
「現在こちらは6位を走っています早稲田大学です。2年生の長屋匡起が4区を任されました。自然豊かで美しい立山連峰を望む富山県は立山町の出身」

長屋選手は、順位を1つ落としますが1時間2分、区間8位の力走で初めての箱根路を走り切りました。

そして復路、最終10区アンカー区間を走ったのは箱根初出場となった…

◇実況
「12位・日本体育大学、富山市出身3年生二村昇太朗が今、新八ツ山橋のポイントを通過しました」

大沢野中学校出身の二村昇太朗選手はシード圏内の10位とわずか26秒差の12位でタスキを受け懸命に前を追いかけました。

◇実況
「強い気持ちを持って走り切りたいとそう話をしていました。シードにも迫りましたが日本体育大学総合12位でのフィニッシュになりました」

二村選手は区間12位1時間11分のタイムで初めての箱根を走り切りました。

最終更新日:2025年1月7日 18:45
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