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史上最速Vに熱狂 地元石川は大の里フィーバー 被災地にも元気届けた初優勝

2024年5月27日 18:54
史上最速Vに熱狂 地元石川は大の里フィーバー 被災地にも元気届けた初優勝
26日に千秋楽を迎えた大相撲夏場所は、津幡町出身の新小結・大の里がデビューから史上最速となる初優勝を飾りました。
大一番の取組から優勝に沸く各地の様子などを取材しました。

市川栞キャスター:
「千秋楽を迎えた両国国技館は多くの人でにぎわっています。まもなく大の里の優勝をかけた取り組みが始まります」

単独トップで千秋楽を迎えた23歳の新小結 大の里。
相手は1敗差で大の里を追いかける関脇 阿炎。
大の里にとっては勝てば初優勝の大一番です。

こうした中。
重盛友登 記者:
「優勝の瞬間を見届けようと地元 津幡町の会場は大勢の人で溢れかえっています」
地元の津幡町ではパブリックビューイングが開かれました。

大きな期待を背負っての取組。
押し出しで12勝3敗。初優勝を決めました。

津幡町で観戦した人は…:
「おめでとうございます」
「最高最高」
「地震あったけど石川県民も喜んでいると思う」

大の里が帰省した際によく訪れる地元のすし店では。
鮨正 小山圭介さん:
「これは大の里関のサインです」
「きょうはこれを着て応援しました」
「すごいですね、涙涙」
「後ででっかく優勝と書きます」

能登の被災地にも元気を与えました。

「避難所でもみんなして見てたから」
「勇気づけられますよね」
「相撲は力出ますね、見とっても。やっぱり頑張ろうと思いますね」
「横綱になってもらいたい」

優勝の瞬間を国技館で見守った小学生時代の恩師は…
津幡町少年相撲教室・長井恒輝監督:
「幕内最速優勝という最高のシチュエーションで見ることができて本当に嬉しかったですね」
「グータッチでいつも相撲教室の子が優勝するとやっているんですけど、できないかなと思って近づいて腕を出すとやってくれました」
「夢をかなえた、追い続けている、そういう先輩がいるということで」
「先輩を目標にしてこれから頑張ってほしいなと思います」

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