楽天のルーキーたちが本格始動だ。きょうから新人合同自主トレがスタート。ルーキーたちを苦しめる合同自主トレ恒例のシャトルランも行われた。

選手たち
「おはようございます」

午前10時前、ドラフト1位、宗山塁選手をはじめとするルーキーたちが楽天モバイルパーク宮城の室内練習場に姿を現した。
5日に入寮した新人選手たち。きょうから本格的にトレーニングが始まった。
初日のきょうは三木肇監督が視察に訪れ、ルーキーたちに「ケガをしないようにキャンプに向けて準備してほしい」と声掛け。

監督・コーチらが見守る中ルーキーたちはキャッチボールやノック、バッティングなどのメニューでおよそ2時間、トレーニングに励んだ。

注目の宗山塁選手。守備練習で華麗なグラブさばきを披露。自身も武器と話す守備で軽快な動きを見せた。

宗山選手

「体の動き自体は悪くない。ここから状態を上げていけたら。自分は自分なりの良さを出して、あまり周りに流されずに自分のやるべきことをしっかり出来たらと思います。」

そしてきょうは新人合同自主トレ恒例のシャトルランが行われた。およそ20メートルの距離をだんだん早くなるリズムに遅れないように往復し、回数を測る。

回数が増えるたびに徐々に脱落していくルーキーたち。目標は150回と話していた宗山選手は3位となる105回で脱落。

そして見事トップに立ったのは育成1位の岸本佑也選手。記録は132回。ルーキー最年少の岸本選手が最初の競争を制した。

岸本選手

「自分のもらった背番号が132番なので、キリよく終わらせようと思って、これだけ走れると思っていなかったのでうれしいです。」

新人合同自主トレは今月28日まで行われる予定。