プロ野球ドラフト会議で指名待つ県勢紹介②弘前学院聖愛・吹田志道投手、八戸学院光星・岡本琉奨投手
188センチの長身から投げおろすのびのあるストレート。大鰐町出身弘前学院聖愛の吹田志道投手です。名前に込められた「ひとつの道を志してほしい」という思いを背負い、小学校3年生で野球を始めました。
右のエースとしてチームを牽引し、春の県大会で優勝、東北大会でも準優勝しました。そしてことしの夏、2点リードの決勝戦で…。
1点差で敗れ、甲子園には届きませんでした。
★弘前学院聖愛 吹田志道投手
「一番悔しい負け方というか試合だったと思うので、それはこれからに繋げていこうという風に思いました」
1球の重さ。
誰よりも痛感したからこそ、プロになるため意識から改革を進めています。
★弘前学院聖愛 吹田志道投手
「技術というのはすぐ真似出来ないと思うのですが、意識とかはすぐプロ野球選手と同じような意識で出来ると思うので、YouTubeとか見ながらたくさん学んで意識はとても変えたと思います」
もう1人は八戸学院光星の岡本琉奨投手です。
東京都出身のサウスポーは、小さなテイクバックで最速148キロのストレートが武器。ベスト8に進出した去年の夏とことしのセンバツの2季連続で甲子園に出場しました。
ことしの夏は県大会で敗れましたが、甲子園のマウンドを経験したことで自信を深めました。
★八戸学院光星 岡本琉奨 投手
「甲子園に出場した際に、自分の想像以上に自分の球が全国で通用したので、プロ志望届を出すと決めました」
プロで戦える体をつくるため、いまも野球部の練習に参加。得意のストレートを生かす変化球の切れを磨くため下半身の強化に力を入れています。
★八戸学院光星 岡本琉奨 投手
「小さい子どもたちに勇気や希望を与えられて、誰からも応援される選手になりたいです」
「一番そばで支えてくれたのは母なので、母に恩返ししたいです」
ともに青森県で成長してきた2人の高校生投手。新たな夢の舞台へ運命の日を待ちます。