静岡県サッカー協会の新たな会長に就任した大榎克己氏が会見で決意語る「強い静岡を取り戻す」
静岡県サッカー協会の新会長に就任した大榎克己さんが11日午後、会見を開き、決意を語りました。
(静岡県サッカー協会 大榎 克己 新会長)
「皆さんがサッカー王国静岡の復活を一番に願っていると思う。皆さんの思いが伝わるような協会にしていきたい」
大榎さんは静岡市清水区出身で、高校時代は「清水東三羽ガラス」と呼ばれ、全国高校サッカー選手権で優勝するなど輝かしい成績を残しました。その後、清水エスパルスで11年間プレーし、現役引退後もエスパルスの監督、GMなどを歴任しました。サッカー王国復活への思いについては…。
(静岡県サッカー協会 大榎 克己 新会長)
「まず1つは強化。競技スポーツである以上勝つこと、強くなること。同時に、教える指導者を並行して育てていく、種をしっかりまいておく、あと5年、10年した時に強い静岡を取り戻すことが大事」
そして、大榎さんは女子サッカーにも力を入れたいと語りました。
(静岡県サッカー協会 大榎 克己 新会長)
「女子のプロチームを作りたい。各年代のトップの選手がいる中で
プロチーム、頂点となる目標となるチームがないのは選手として寂しい。静岡を代表する女子のプロチームがあったらいい」
会長の任期は2年。元日本代表の経験をもつ”異色の新会長”の手腕に期待がかかります。