北海道コンサドーレ札幌、熊本キャンプ３日目はフルピッチでの紅白戦を行いました。

ミーティングからスタートしたトレーニング。

岩政監督指揮のもと、短時間ながら選手一人一人が集中し、考えて動くことは今日も変わりません。

スタッフ・選手の声が絶え間なく飛び交い、活気あふれる練習の様子から、その充実ぶりがうかがえます。

一日一日と近づいてくるシーズン開幕の日に向けて、出場メンバーが気になる時期になってきました。

この日行われた紅白戦で２トップの一角を担った中島大嘉選手は、「ミシャさん（ペトロヴィッチ前監督）のサッカーと岩政監督のサッカーは大きな枠では一緒。けれど違う部分もあるのが刺激的でとても楽しい。戦術理解度も深まり、コンディションもこれまでにない程良い。このサッカーで活躍できると感じている」とコンディションの良さが表情からも伝わります。

１年半ぶりに復帰した古巣については、「雰囲気の良さが、帰ってきたなと感じます。年齢の差に関係なく仲が良いのもコンサドーレの良いところ。チームを離れた１年半、その前の２年半も含めて苦しんだけれど。特に１年半すごく苦しい時間を過ごした、そこから学ぶことも大きかった」とたくましさを感じます。

半年前から取り組んでいるという＜禅＞「ミスした時など、なぜミスをしたのか？よりもその時の精神状態がどうだった？という考えができるようになった。苦しい時期にそれが救いになりました」

インタビュー中にもチームメイトからいじられるなど、愛されキャラは変わりません。

「毎年言っているけれど、勝負の年。自分のことを信じている。今シーズンが終った時に自分を信じられる、そんなシーズンにしたい」と答えてくれた中島大嘉選手。

勝負のシーズンが間もなく始まります。