【J1リーグ 第29節】
現在最下位と厳しいJ1残留争いが続く北海道コンサドーレ札幌は、ホームに川崎フロンターレを迎えた一戦。

前半は、強力なアタッカー陣を誇る川崎に主導権を握られる苦しい展開。

札幌はGK菅野、CB岡村、ボランチ大﨑らの懸命な守備で、なんとか無失点で折り返します。

３連勝へ得点が欲しい後半、札幌が徐々にチャンスを作り始めます。

後半９分。

パクミンギュが攻めあがりPA手前で鈴木武蔵へパス、鈴木が右足を振りぬくも、これは川崎GKがナイスセーブ。

後半２１分。

今度はピンチを迎えます。

川崎が前線へフィードし、PA内で川崎の家長がフリーでボールを受けてシュートも、Gk菅野がビッグセーブ！決定機をしのぎます。

すると、後半２６分でした。

札幌の髙尾、青木の２試合連続ゴールで、均衡を破ります。

勢いに乗った札幌は、さらに後半３５分。

右サイドでボールを受けた青木が、ゴール前へクロス！

これをエース鈴木武蔵が頭で合わせて２対０。

札幌がリードを広げます。

その後、守備陣も最後まで集中し川崎に得点を与えず。

２試合連続無失点で３連勝し３か月ぶりの最下位脱出、降格圏脱出の17位との勝ち点差は『７』。

大逆転でのJ1残留へ、リーグは残り９試合。

札幌は、まず４日(水)ルヴァンカップ準々決勝 第１戦、アウェイで横浜Fマリノスと対戦します。