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都大路での活躍に期待 大分東明高校駅伝部 今年はこれまでとは全く違うチームに 大分

2023年12月11日 19:19
都大路での活躍に期待 大分東明高校駅伝部 今年はこれまでとは全く違うチームに 大分

冬の高校スポーツ全国大会に出場するチームを紹介する「頑張れ県勢」。

大分東明高校駅伝部。
11月の全国高校駅伝の県予選で男子は13年連続22回目。
女子は9年連続12回目の優勝。
しかし今年は、これまでとは全く違うチームに生まれ変わりました。

34年間チームを率いた井上監督が去り、新監督のもと新たなスタートを切りました。
男子を率いるのは奥村隆太監督。
練習内容が大きく変わり、当初、選手たちは戸惑いましたが…

◆末永倫輝主将
「徐々に調子だったり、底上げだったりそういうみんなの調子が上がってきたような感じがします」

その言葉通り、県予選では全員が区間賞を獲得。
2位に6分もの大差をつけ、都大路への切符を手にしました。

◆奥村隆太監督
「こちらから練習を押し付けるのではなく、自分たちから目標に向かってこういう練習がしたいとか、自主性というか、そういうのを重んじてやっています」

女子を率いるのは藤井裕也監督です。
3月まで岡山の名門、興譲館の監督を務めていました。

◆藤井裕也監督
「学校の先生方をはじめ、地域の皆さんが非常に応援してくれるので生徒には悔いのない走りをしてほしいと思っています」

昨年度と比べ練習量は半分近く減りましたが、その指導法は選手を大きく成長させました。

◆安藤七珠主将
「最初は、こんな練習で大丈夫なのかなと思っていたけどみんなが大幅に自己ベストを更新できて良かったなって思っています。練習も笑顔でできるようになりました」

その大分東明が臨む12月24日、都大路での全国高校駅伝。
注目は男女ともに1区です。

男子は3年の松井一選手。2年生で1区を任された去年は区間6位の走りを見せました。

◆松井一選手
「監督やチームメイトとか親とかにも走りで感謝の気持ちを伝えられるように区間賞を狙って走りで感謝を伝えたいです」

女子の1区は、この春、家族とともに大分へ移住した3年の奥本菜瑠海選手です。

◆奥本菜瑠海選手
「今年1区で区間賞を取って、支えてきてもらった両親や多くの人たちにしっかり恩返しできたらなと思います。(自信は)だいぶ、あります」

生まれ変わった大分東明駅伝部、果たして都大路でどんな走りを見せてくれるか期待が膨らみます。

◆男子
「都大路、上位目指して頑張るぞ」

◆女子
「都大路、楽しんで頑張るぞ」

男女ともこれまでとは全く違う指導法に最初、選手は戸惑ったようですが、コミュニケーションを大事にする2人の監督のもと着実に結果が出て自信を深めたということです。
新たな大分東明駅伝部の活躍に期待しましょう!

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