7月開幕するパリオリンピックに向け、2大会連続で大舞台に臨む山形市出身でボクシングの岡沢セオン選手が11日、公開練習に臨み、意気込みを語りました。

山形市出身の岡沢セオン選手は日大山形高校でボクシングを始め、2021年の東京オリンピックに日本代表として出場しました。初めての大舞台は惜しくも2回戦敗退となりましたが、同じ年の世界選手権では日本人選手として初めて金メダルを獲得する快挙を成し遂げました。2度目のオリンピックに臨む岡沢選手の目標は金メダルです。

岡沢セオン選手「かなり調子が上がってきている感覚がある。自分のアウトボクシング、パンチをもらわない技術は世界のどの選手とやっても負けないと感じた。いい内容で金メダルをとってたくさん目立ちたい」

岡沢選手が出場する男子71キロ級は、7月28日に予選が始まります。

一方、バレーボールの男子日本代表に選ばれた川西町出身の高橋健太郎選手は10日、東京都内で抱負を語りました。

高橋健太郎選手「持ち前の明るさ、エネルギッシュなプレーを出していってゲームチェンジャーな存在でいられるように頑張っていきたい」

3年前の東京オリンピックでは代表入りを逃しましたが、今回、念願の舞台での飛躍を誓いました。

高橋健太郎選手「今のチームは金メダルをとる可能性は十二分にあると思うし、僕個人としても初めてのオリンピックで集大成だと思っているので、今回の代表でしっかり自分たちの思うような成績を残して、今後につなげていきたい」

バレー男子日本代表は7月27日、ドイツとの初戦に臨みます。