「メダル獲得が目標」パリ五輪水球男子日本代表の鈴木透生選手(山形市出身)が意気込み語る 山形県
パリオリンピック水球男子日本代表に選ばれている山形市出身の鈴木透生選手が4日、山形県の吉村知事を表敬訪問しました。鈴木選手は「メダル獲得が目標」と意気込みを語りました。
山形県庁を訪れたのは、いずれも山形市出身で水球男子日本代表の鈴木透生選手と日本代表の長沼敦コーチです。
鈴木選手は東京に続き2大会連続のオリンピック出場で、今回は水球男子日本代表の主将を務めます。今シーズンは、ギリシャのチームでプレーしました。
4日は吉村知事と懇談し「目標はこれまでの最高成績となるベスト8以上でメダルの獲得」と意気込みを語りました。
吉村知事「どの国が強いですか?」
水球男子日本代表・鈴木透生主将「スペイン、イタリア、クロアチア、ハンガリー、モンテネグロ、(水球は)球技の中で1番古いと言われていて第2回オリンピックからの種目で歴史があるスポーツ」
吉村知事「強豪相手に日本頑張ってもらいたい。キャプテン」
吉村知事からは激励金と県内の子どもたちのメッセージが寄せられた応援の国旗が贈られました。
水球男子日本代表・鈴木透生主将「小学生の時から監督に『山形の人は粘り強さがある』と言われていたので最後まで諦めずに泥臭いプレーでチームに貢献できたらいい」
鈴木選手は目標にしている選手として、同じ水球選手だった姉の琴莉さんの存在を挙げました。
水球男子日本代表・鈴木透生主将「姉も日本代表のキャプテンを務めた経験があり、『キャプテンはこうだ』と連絡をくれるのでまだ姉にはかなわないと思ったりもする。姉の分もまでという気持ちもあるので成長した姿を見せたい」
パリオリンピックで水球男子日本代表は、セルビア、フランスなど5か国と予選リーグを戦い、決勝トーナメント進出、そして、メダル獲得に挑みます。初戦は日本時間の7月28日午後7時5分からセルビアと対戦します。
一方、山形市役所では4日午後、パリオリンピックの代表に選ばれた山形市出身のレスリング・鏡優翔選手とボクシングの岡沢セオン選手、そして、水球・鈴木透生選手の3人の活躍を願い、横断幕が掲げられました。