パリ五輪・レスリング女子 鏡優翔選手(76キロ級・山形市出身)が金メダルに輝く 山形県出身選手では68年ぶりの五輪金メダル
パリオリンピック・レスリング女子76キロ級で山形市出身の鏡優翔選手が金メダルに輝きました。
山形県出身選手では68年ぶりのオリンピック金メダルです。
日本時間の11日夜、レスリング女子76キロ級の決勝戦に臨んだ鏡優翔選手(22)。
山形市では、パブリックビューイングが行われ、鏡選手の祖母・チエ子さんや市民らおよそ80人が声援を送りました。
試合は、第1ピリオド。1点を先取した鏡選手ですが、アメリカの選手にタックルで場外に押し出され1対1の同点に追いつかれます。
そして、勝負の第2ピリオド、残りは1分30秒。
【ON】…実況「さあ、タックルいった。返した」
鏡選手は2点を獲得し、3対1とリードします。そして…。
【ON】…実況「歴史を変えた。チャンピオン誕生。鏡優翔、日本史上初オリンピック最重量級での金メダル」
【ON】…鏡優翔選手「ずっと目指してきた、誰も成し遂げたことが無いことを私がこの手で掴んだのは本当にうれしい。
今までやってきたことの答え合わせが今ここでできたと思う」
日本人初の快挙を成し遂げた鏡選手。
山形県出身では、1956年のメルボルン大会に出場したレスリングの笹原正三さん以来、
68年ぶりのオリンピック金メダルとなりました。