独立リーグ参入目指す山梨ファイアーウィンズ 初の対外試合 千葉との定期対抗戦開幕
2025年度からのプロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」参入を目指す球団「山梨ファイアーウィンズ」は20日、千葉県四街道市でチーム発足から初の対外試合に臨みました。
山梨は、同じく独立リーグ参入を目指す「千葉スカイセイラーズ」と定期対抗戦を行うことになり、20日はその開幕戦でした。
4回までに6点を失った山梨でしたが、5回表に先頭打者の6番・星野夏旗(日本航空高出身)がレフト前ヒットで出塁。「エンタメ枠」で加入した8番・加賀美爽(甲府城西高校出身)もライト前にヒットを放ち、1死1、3塁とチャンスを広げました。
そして、9番・淵本光が俊足を生かした内野安打を放ち、記念すべきチーム初得点を記録します。
さらに、15歳以下日本代表元主将の南雲壱太にも3者連続安打となるタイムリーが飛び出し、追加点を挙げました。
ただ、その後は続かず、2-9で敗戦。初陣を飾ることはできませんでしたが、手応えもつかみました。
星野選手
「とにかく強く振ろうという意識で打席に入った。試合は負けてしまったが個人としては結果が残せてよかった」
加藤幹典監督
「チーム初戦で選手たちは(緊張で)ガチガチの中でやりつつも、守備はノーエラーで終われて期待が持てる。次の対戦は緊張がない中、選手たちが良いパフォーマンスをしっかり出せればと思う」
千葉との定期対抗戦は13試合以上計画されていて、BCリーグ参入へチーム強化を進めます。