サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は20日、ホームでザスパ群馬と対戦。4-1（3-0、1-1）で今季ホーム初勝利を挙げました。通算成績は5勝3分け3敗で勝ち点は18に。

　守備陣で負傷者が相次ぐ甲府は、前節から先発を4人変更。南アルプス市出身のGK山内康太が今季初先発し、DF関口正大は主戦場の右サイドバックから左サイドバックに。また、甲府の育成組織に在籍し、19日にトップチーム登録が発表されたばかりのGK宮下翔（18歳、白根高3年）がメンバー入りしました。

　試合は序盤から甲府が猛攻。前半6分、DF飯田貴敬のクロスにFWピーター・ウタカが反応。こぼれ球を押し込み、先制に成功しました。

　10分にはカウンター攻撃。ウタカのパスをフリーで受けたMFアダイウトンが流し込み、追加点を挙げます。

　さらに19分、コーナーキックのチャンスをつかむと、MF佐藤和弘のボールにFW三平和司が頭で合わせ、リードは3点に。前半はその後、何度もピンチを迎えますが、山内の安定したセーブなどで切り抜けました。

　そして後半17分、ウタカが相手守備陣のパスをカットし、そのまま相手GKもかわしてこの試合自身2点目となるダメ押しゴールを挙げました。アディショナルタイムに失点しますが、甲府は今季ホーム5試合目にして待望の初勝利。3試合ぶりの白星です。

　次節は27日に行われ、アウェーで愛媛FCと対戦します。