サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は16日、 アウェーでモンテディオ山形と対戦。1-0（0-0、1-0）で今季初の無失点に抑え、2試合ぶりの勝利を挙げました。通算成績を3勝1敗、勝ち点9とし、4試合ながら甲府は4位からJ1自動昇格圏の2位に浮上しました。

昨季最終節で逆転負けを喫し、J1昇格プレーオフ進出を逃したアウェー山形戦。因縁のカードで甲府は前半、風上に立つと、FW三平和司が強烈なシュートを放ったり、MF荒木翔のクロスにMF鳥海芳樹が飛び込んだりと、チャンスを作ります。

スコアレスのまま迎えた後半14分、甲府はFW飯島陸とFWピーター・ウタカを投入。するとわずか1分後、MF林田滉也のボール奪取から飯島がスルーパス。ウタカが抜け出し、相手GKを冷静にかわしてゴール。篠田善之監督の采配が的中し、ウタカの今季2点目で先制しました。

その後は主将のDF関口正大を中心に山形の猛攻をしのぎ切りました。

次節は20日、ホームでいわきFCを迎え撃ちます。