2016年のリオデジャネイロ五輪・競泳で銅メダルを獲得した江原騎士さん（30歳、山梨県甲府市出身）が15日、引退を発表しました。

　山梨学院高、山梨学院大出身の江原さんは、身長172センチと、世界のトップスイマーと比べて小柄な体格でしたが、軽やかで伸びのある泳ぎを磨き続けました。自衛隊体育学校に所属していたリオ五輪では、競泳男子800mリレーに出場。この種目で日本の52年ぶりの表彰台となる銅メダル獲得に貢献しました。

　江原さんは自身のSNSで「オリンピックではメダルを獲得でき、夢もかなった最高の水泳人生でした。これまで江原騎士をたくさんの方々に応援していただき、本当に感謝しています」などと発信。

　所属先のSWANSを通じても「ここまで競技生活を続けてこられたのは、たくさんの方々の応援・サポートがあったからこそと強く感じています。本当にありがとうございました」などとコメントを発表しました。