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大曲の花火 モントリオール国際花火競技大会で銅賞 誘客と花火産業拡大へ

2024年8月2日 18:22
大曲の花火 モントリオール国際花火競技大会で銅賞 誘客と花火産業拡大へ

※著作権の関係上、映像は途中からとなります

先月、カナダで行われたモントリオール国際花火競技大会に出場した大仙市の花火師たちの作品が、銅賞に輝きました。

大仙市は、今回の入賞を足掛かりに、国の内外に「花火の町大曲」をPRし、誘客と花火産業の拡大につなげたい考えです。

毎年カナダで開かれているモントリオール国際花火競技大会は、約40年前、1985年に始まりました。

世界各国の花火業者が技を競う、世界的に権威のある大会とされています。

「大曲の花火」の知名度を国の内外に広めようと、今年の大会には、大仙市の花火師たちがチームを組んで初めて出場しました。

日本の伝統的な花火、割物やキャラクターをかたどった花火などを様々な色の変化を織り交ぜながら、映画のテーマソングに乗せて、約4600発打ち上げました。

大仙市長の定例の記者会見中に、その審査結果が届きました。

大曲の花火 実行委員会 小松忠信 副委員長
「結果が出ましたので、報告をいたします。大曲の花火実行委員会チーム、大曲はですね、あと一歩及ばず、3位となる銅賞でございました」

大仙市の花火師たちの作品は、大会前に打ち上げ装置が急きょ変更になった影響で、本番では点火しなかった花火もあった中、初出場ながら6か国の中で銅賞に輝きました。

大曲の花火協同組合 齋藤健太郎さん
「審査員の方たちが口をそろえて言ったのが、やっぱり日本の花火の一発一発のクオリティがすごい高かったと、そこがやっぱり今回のブロンズに入賞したところだった。海外の人たちが喜ぶような演出をするための、打ち上げ方法もしっかり考えていければ、間違いなく今後はもっといい賞に入れるんじゃないかなと思います」

大仙市 老松博行 市長
「正直言って残念ですけども、ただ世界大会の3位ということですので、いい方向にとらえて、花火玉の輸出拡大、こういったことを目指しておりますので、まだまだいろんな取り組みをしていかないといけないと」

今月31日開催の「大曲の花火」に弾みがつく、世界大会での銅賞。

大仙市は、今回の入賞を足掛かりに、国の内外に「花火の町大曲」を発信し、誘客と花火産業の拡大につなげたい考えです。

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