疲れた胃腸の働き整える「七草がゆ」 調理師の卵が作り方学ぶ 土鍋で炊いた米に“春の七草”入れる 永平寺町・天谷調理製菓専門学校
永平寺町の専門学校では6日、生徒たちが「七草がゆ」を作り、無病息災を願うとともに、例年よりも長い連休のごちそうで疲れた胃腸を整え、新年のスタートを切りました。
奈良時代に始まった無病息災を願う「若菜摘み」が時代とともに変化して、今の形となったとされる「七草がゆ」。
永平寺町の天谷調理製菓専門学校では、生徒たちが6日の授業初めで「七草がゆ」の作り方を学びました。土鍋を使って、昆布とかつお節から取った合わせだしで米を炊き、細かく刻んで塩もみしたセリやナズナなどの七草を入れて仕上げました。
■生徒
「おいしい。初めて食べた味で」
■生徒
「さっぱりでおいしくい。また家で作りたい」
■生徒
「(年末年始に)何キロ増えたんだろうというくらい蓄えまくって、幸せたくさん。このお腹に」
「身体にやさしい味でしみわたる」
生徒たちは七草がゆで心身の調子を整え新しい年のスタートを切りました。
<春の七草>
せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ