SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺の撲滅へ 県警が対策チームを発足 県内の被害額はすでに5億円超に
著名人のなりすまし広告などで問題となっているSNS型の投資詐欺やロマンス詐欺の抑止に向けて、県警は16日、対策チームを発足し、検挙と抑止につなげます。
全国的に大きな問題となっているSNS型投資詐欺は、SNS上で実業家の前澤友作氏など著名人になりすまし投資を呼びかけるものです。
県内でも被害が相次ぎ、今年に入ってから先月末の時点で被害額はすでに5億円に上ります。
こうした中、県警は組織犯罪対策課やサイバー犯罪対策課など6つの課にまたがる対策チームを立ち上げました。
■県警本部理事官 小西孝治警視
「各部門が連携して急増しているSNS型投資詐欺やロマンス詐欺に対して犯罪の検挙と抑止を総合的に推進していきたい」
今後は投資詐欺防止の講座なども開き、被害抑止につなげていきたいとしています。