合併でさらに連携を強化 「福井を丸ごと支える」 “組織力”と“きめ細かな対応” 福井銀行・福邦銀行
今年の抱負などを語る福井銀行の長谷川英一頭取=26日午前9時半、福井市のFBC本社
福井銀行の長谷川英一頭取は26日、FBCを訪れ、福邦銀行との合併でさらに連携を強め、企業の手厚い支援に臨む考えを示しました。(1月26日)
福井銀行は福邦銀行と資本提携を結び「1グループ・2ブランド」体制を取っていますが、今年は福邦銀行を完全子会社化した上で、「組織力」と「きめ細かい対応」で地域課題の解決に取り組みます。
■福井銀行 長谷川英一頭取
「福井銀行グループとして福井県内でシェア50~60%を占める。これから福井県を丸ごと支えていく思いを伝えていきたい」
新幹線の県内開業を前に、能登半島地震の風評被害が観光業に暗い影を落としていることについては、グループ会社の観光地域商社を通して福井の観光資源や食材の魅力を全国発信して支援する方針です。なお、両行の合併は2026年を目指しています。