閉校を前に最後の修了式 大野市の3つの中学校 少子化などで学校再編、5校→2校に
少子化などの影響で、今年度いっぱいで閉校を迎える大野市の3つの中学校で22日、最後の修了式が開かれ、生徒たちは涙と笑顔で学び舎をあとにしました。(3月22日)
大野市では、児童・生徒数の減少などから、市内5つの中学校を2校に再編することになり、尚徳中学校、和泉中学校、上庄中学校の3校は今年度いっぱいで閉校を迎えます。
尚徳中学校では、母校での思い出を記憶に残してもらおうと、校長先生から生徒一人ひとりに手作りの修了書が手渡されました。
生徒たちは式の後学校生活での思い出を振り返り、担任の先生らに感謝の気持ちを伝えていました。
■2年生の女子生徒
「尚徳中学校でたくさん思い出ができた。陽明中学校に行くとなって、先生と別れるのはすごく寂しいけど、陽明中学校でも頑張ろうと思います」
尚徳中学校の生徒は、新年度から和泉中学校の生徒とともに陽明中学校へ、上庄中学校の生徒は開成中学校へ通います。