お釈迦様の誕生を祝う「花祭り」 白い象を引っ張り練り歩く 大本山永平寺の門前
引っ張られる“白い象”=6日午後1時半ごろ、永平寺町
大本山永平寺の門前で6日、お釈迦(しゃか)様の誕生を祝う「花祭り」が開かれ、大勢の子どもたちが重さ300キロもある白い象を引っ張りながら、元気いっぱい練り歩きました。
白い象はお釈迦様が生まれる日に母親の夢に現れたとされていて、およそ80人の子どもたちがおよそ500メートルにわたって引っ張って歩きました。
■参加した児童
「ちょっと重い。引っ張りにくい」
境内に到着すると、子どもたちは「利口になりますように」と僧侶から身を清める洒水(しゃすい)を受け、健やかな成長を祈願しました。
なお、永平寺門前の花祭りは新型コロナウイルスや大雨の影響で5年ぶりの開催となりました。