平林清澄選手が区間賞 優勝に貢献「自分が行くしかない」 國學院大學、5年ぶり2度目 大学三大駅伝「出雲駅伝」
大学三大駅伝のひとつ「出雲駅伝」が14日、島根県で行われ、美方高校出身で國學院大學4年の平林清澄選手が区間賞の走りを見せ、5年ぶり2度目の優勝に大きく貢献しました。
38回目を迎えた出雲駅伝には、全国の大学や選抜チーム合わせて21チームが参加し、島根県の出雲大社から出雲ドームまでの45.1キロを6区間に分けて走りました。このうち、平林選手は國學院大學のキャプテンとして、最長10.2キロを走る6区のアンカーで出場しました。
國學院は上位を快走し、2位の駒澤大学と4秒差の首位で平林選手にタスキをつなぎ、平林選手は駒澤大学の篠原倖太朗選手とのエース対決に臨みます。
平林選手は序盤に追いつかれ、並走する状態となりますが「これは自分が行くしかない」と、5キロ過ぎから徐々に引き離すと、区間賞の素晴らしい走りを見せ、そのままトップでフィニッシュしました。
レースを終えた平林選手は「みんなの勢いを借りて優勝することができた。自分だけの走りではないと思う。本当にみんなありがとう」と振り返っていました。