大藤沙月選手が初優勝、卓球の国際大会 大野市出身 決勝では張本美和選手を破る 中国人選手以外の優勝は史上初
卓球の国際大会WTTチャンピオンズモンペリエは日本時間28日未明、フランスで女子シングルスの決勝が行われ、大野市出身の大藤沙月選手(20)が初めての優勝を飾りました。
世界ランキング15位の大藤選手は、2回戦では平野美宇選手をストレートで、3回戦では伊藤美誠選手を3対1で破る快進撃を見せ、決勝に進みました。
決勝の相手は張本美和選手で、第1ゲームは大藤選手が11対4で取りますが、第2・第3ゲームは張本選手が奪い返し、ゲームカウント1対2と逆転されます。しかし、大藤選手はここから一気に3連続でゲームポイントを奪い、4対2で逆転勝利を収めました。
なお、日本卓球協会によりますと、この大会の女子シングルスで、中国人以外の選手が優勝するのは史上初の快挙ということです。