県立高校再編 バランス良い配置求める声 県教委がフォーラム開催
県立高校のあり方について県民から意見を聞くフォーラムが22日夜、富山市で開かれ、小規模校を含めてバランスのよい配置を求める声などが相次ぎました。
フォーラムには県民48人が参加しました。
少子化が進むなか県教育委員会は去年6月、有識者の会議を設け県立高校の再編基準や学科、コースの見直しについて検討しています。
これまでに再編の対象を1学年4学級未満または160人未満の学校とするなど方向性をまとめていて、フォーラムでは参加者に概要を説明しました。
参加者からは、少人数学級を推す声や中心部にも小規模校をつくり、バランスのよい配置を求める声のほか、基準ありきではない議論を求める声などが出ました。
有識者による検討会議は県民の意見を踏まえ、今年度中に提言をまとめる予定です。