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ターゲットは海外富裕層 金箔工芸品づくりの体験プランを披露

2024年10月22日 19:03
ターゲットは海外富裕層 金箔工芸品づくりの体験プランを披露

11月から主に海外の富裕層をターゲットとした金箔の工芸体験が始まるのを前に、関係者に一足早く披露されました。

石川県金沢市のひがし茶屋街で行われた金箔工芸品づくりの体験。11月から始まる文化観光プランに向け、県内のホテル関係者に一足早くお披露目されました。

主なターゲットは、外国人観光客。ことし、県内の外国人宿泊者数は、7月までで約115万人とコロナ前の2019年のほぼ2倍となっています。

そうしたインバウンドを背景に、金箔メーカーの箔一では、ひがし茶屋街の約200年の歴史ある建物で茶屋文化や金沢箔の文化を体感できる新たな体験プランを構築しました。

箔一・高桑 由加里 さん:
「伝統ある金沢という街を知ってもらう良いきっかけになってもらいたいということと、伝統というものをより深く知っていただきたい」

体験プランでは、歴史ある建物の紹介をはじめ職人と同じ道具を使って金箔工芸品づくりなどを体験することができます。

県内のホテル関係者:
「昔ながらの職人さんの方法で作るのは貴重な体験だと思いますし」
「私は台湾からです。ただ金沢に来て金箔食べるのではなくて、実際の自分の金箔も作って、観光客にとって結構いいと思っています」

この新体験プランは、1日1組限定で11月1日から始まる予定です。

最終更新日:2024年10月22日 19:03