×

一か月半ぶりの「焼きガキ」の味は…七尾市の飲食店で「能登かき」の提供再開

2024年2月20日 19:32
一か月半ぶりの「焼きガキ」の味は…七尾市の飲食店で「能登かき」の提供再開
水産業の被害があった七尾市で、飲食店が「能登かき」の提供を再開させました。

食べた人には笑顔があふれ、店は「かきで復興の後押しをしたい」と意気込んでいました。

七尾市にある能登かきが食べられるこちらの店では…

きょう、およそ1か月半ぶりに店が再開し多くのお客さんでにぎわっていました!

客:
「カキがにじみ出てくるって感じでとってもおいしいです」
「この1か月はカップラーメンとレトルトとかが多かったし・・」

待ち望んだ味は・・・
「おいしいですよ」

この店にカキを提供しているのが隣接する「山下水産」です。能登半島地震で断水し、漁の道具を入れる倉庫が全壊。
成長する前のカキが流される被害もありました。
しかし、店にはカキをまた食べたいという多くの声が寄せられ、断水の解消を受けて再開を決めたといいます。

そして、きょうの昼どき店は多くのお客さんでにぎわいました。

従業員 :
「みんなでこうやって元気にまた集まって働けるということがありがたいことだしうれしいことですだからみんな楽しいんだと思います」

また、能登半島の復興を願ってこんなサービスも。
来月末まで名物のかきフライ定食が1400円から1000円にかきどんぶりが900円から500円になる期間限定の割引です。

山下水産・髙山純代表:
「この能登ガキの魅力を発信し続けることこれによって復興支援になる/私たちが育てたカキを食べていただいて笑顔やおいしいという言葉をいただけるのが一番のよろこび」