杜の都・仙台のシンボル「樹齢60年以上のケヤキ」に腐食 1本を伐採「ちょっと残念。安全のためには仕方ないかも」
仙台市のシンボルともなっている定禅寺通のケヤキ並木。
<竹中 弘 記者>
「定禅寺通に来ています。杜の都のシンボルであるケヤキのうち1本の伐採作業が行われています。木の内部では一部腐食が進んでいたということです」
伐採されたのは、仙台市の定禅寺通北側にある樹齢60年以上のケヤキ1本。仙台市では去年7月から、定禅寺通に植えられた約160本のケヤキの健康状態を樹木医と共に調査。その結果、ケヤキに内部に腐食が見つかったという。
定禅寺通でケヤキが伐採されるのは4年ぶりで、伐採作業は通行人の安全に配慮しながら実施された。
<通行した人は>
「なんかちょっと寂しいかなと思います」
「ちょっと残念ですけど安全のためには仕方ないかもしれない」
仙台市によると、伐採されたケヤキはしばらくは植え替えせず、切り株の状態で維持されるという。