被爆体験者の医療費「被爆者と同等」12月1日から新たな助成開始 がんもすべての種類対象《長崎》
国が定める 被爆地域の外で原爆にあった被爆体験者への新たな医療費助成制度が、今月から始まりました。
(窓口)
「被爆者の方と同じ、同等の治療ができますよ」
今月1日からの新たな医療費助成制度の開始に伴い、2日、長崎市役所の窓口には、手続きに訪れた被爆体験者の姿がありました。
新たな制度では、これまでの「精神疾患の発症」という要件が撤廃され、脳血管障害や循環機能障害など "11種類の病気の診断” があれば、医療費が助成されます。
また がんへの助成は、胃がんや大腸がんなど7つに限られていましたが、すべての種類が対象になります。
早ければ、今月下旬に受給者証が交付されるということです。
最終更新日:2024年12月2日 12:22