空高く舞い上がれ!「バラモン凧揚げ大会」子どもの成長願って五島・鬼岳で3000人が楽しむ《長崎》
五島市のシンボル「鬼岳」で、恒例のバラモン凧揚げ大会が開かれ、多くの家族連れでにぎわいました。
「バラモン凧」がブーンと “うなり声”をあげながら、風に乗り空高く舞い上がります。
島のシンボル「鬼岳」で開かれた大会には、愛好家や市民をはじめ、連休で訪れた観光客など、約3000人が凧揚げを楽しみました。
「バラモン」は五島の方言で「荒々しくむこう見ず」という意味があり、子や孫の健やかな成長を願うとともに、魔除けとして家に飾る風習があります。
(参加者)
「風がちょっと吹いてきたので、高く揚がってくれればいい。(子どもが)元気で健康に育ってほしい」
今年3年ぶりに山焼きを行った鬼岳には、新緑が芽吹き、青空のもとで大きな凧が舞い上がるたびに、歓声があがっていました。