「安全安心の上で動きうるものなのかこれから丁寧に慎重に見ていきたい」 鳥取県・平井知事 今年12月に再稼働予定の島根原発2号機を視察
島根原発2号機の安全対策工事が概ね完了したことを受け、9月8日鳥取県の平井知事などが現地視察を行いました。
8日は鳥取県の平井知事、米子市の伊木市長、境港市の伊達市長などが松江市の島根原発を訪れました。
島根原発2号機は安全対策工事が概ね完了し、今年12月に再稼働が予定されています。
発電が停止した際に電気を送る機械や冷却ができなくなった場合に使用する大量送水車などを視察後、
2号機原子炉建物内の耐震補強や防火設備などを確認しました。
鳥取県 平井伸治知事
「一定の予定された工事は順調に進んだものと受け止めました。しかし、専門的な知見で本当にこれで十分なのかどうか、住民の皆様の率直なご意見、これからまだ聞いていかなければならない。今後、安全安心の上で動きうるものなのかそれをこれから丁寧に慎重に見ていきたい。」
平井知事が島根原発2号機を視察するのは今回で3回目です。