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体調不良の職員を訪ねるとお金が無造作に… 美保航空基地の男性職員が自治会の共益費約81万円を私的に使用 消費者金融の借金返済に充てる 停職処分と発表 男性は辞職 鳥取県

2024年10月12日 5:33
体調不良の職員を訪ねるとお金が無造作に… 美保航空基地の男性職員が自治会の共益費約81万円を私的に使用 消費者金融の借金返済に充てる 停職処分と発表 男性は辞職 鳥取県

第8管区海上保安本部美保航空基地は、合同宿舎の自治会から預かっていた共益費約81万円を私的に使用したとして男性職員(24)を10月11日付けで、停職(12か月)の懲戒処分にしたと発表しました。男性職員は、11日付けで辞職したということです。

美保航空基地によると、男性職員は、自治会の会計担当を務めていた去年8月から今年3月までの間、預かっていた電気代などの共益費を盗み、消費者金融の借金返済に充てていたということです。

今年5月、男性職員が体調不良が続いていたため、基地の職員が健康管理のために男性職員の部屋を訪問。共益費が部屋に無造作に置かれていたため、問いただしたところ、私的流用を認めたということです。

男性職員は、6月2日に自治会へ全額弁済したということです。

美保航空基地の椎野政男基地長は「取締機関である当庁の職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、国民の信頼を著しく失墜させたことを深くお詫び申し上げます。職員に対して、綱紀粛正の指導を徹底し、再発防止に万全を期すとともに、失われた信頼を一刻も早く回復するよう努めて参ります」とコメントしています。