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イスラエル軍、レバノン・ベイルート中心部を空爆 22人死亡

2024年10月12日 1:34
イスラエル軍、レバノン・ベイルート中心部を空爆 22人死亡

イスラエル軍は10日、レバノンの首都ベイルート中心部を空爆しました。首都中心部への攻撃の死者数としては最多の、22人が死亡しました。

レバノン保健省によりますと、ベイルート中心部への空爆で22人が死亡、117人がけがをしました。地元メディアは、イスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部が重傷を負ったと報じています。また、イスラエル軍は11日、ヒズボラのロケット弾が多数、発射されたとしていて、攻撃の応酬が続いています。

国連人権高等弁務官事務所によりますと、去年10月に戦闘が始まって以降、レバノン全土で100人以上の医療関係者や救急隊員が死亡したということです。

こうしたなか、イスラエル政府は10日の閣議で、イランからのミサイル攻撃に対する報復措置について協議しましたが、地元メディアはイスラエル高官の話として、「大きな決定はなかった」と伝えています。

最終更新日:2024年10月12日 1:34