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平均糖度が過去最高 鳥取県のオリジナル品種の柿「輝太郎」の査定会 猛暑の影響やカメムシの被害で収穫量は減少する見込み

2024年9月26日 19:31
平均糖度が過去最高 鳥取県のオリジナル品種の柿「輝太郎」の査定会 猛暑の影響やカメムシの被害で収穫量は減少する見込み

鳥取県のオリジナル品種の柿「輝太郎」。9月26日、鳥取県北栄町で査定会が開かれ、今年の出来栄えを確認しました。

一般の柿より、早く収穫できる鳥取県のブランド柿「輝太郎(きたろう)」。大玉の柿で、糖度が高いのが特徴です。鳥取県北栄町の鳥取県園芸試験場で、今年の出来栄えを確認する査定会があり、県内から100個の柿が持ち寄られました。査定会では、柿の大きさや販売基準を確認したほか、糖度も測定。今年の平均糖度は16.8。過去最高の糖度でした。

今年は、9月上旬までは平年並みに生育していましたが、猛暑の影響やカメムシの被害によって、収穫量は去年より1割程度減少する見込みだということです。

鳥取県農協かき部長協議会 北尾富行 会長
「生産者が一生懸命作った輝太郎ですので、輝太郎をかわいがっていただいてですね、たくさん食べて生産者を喜ばしていただけたらありがたいと思っております」

輝太郎は9月30日から中国地方を始め、関東や関西などに約200トン出荷。1億3000万円の販売額を見込んでいます。