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自民党の石破茂新総裁 第102代内閣総理大臣に選ばれる 高知県民はどう受けとめているのか【高知】

2024年10月1日 18:41
自民党の石破茂新総裁 第102代内閣総理大臣に選ばれる 高知県民はどう受けとめているのか【高知】
自民党石破茂新総裁が10月1日午後の臨時国会で、第102代内閣総理大臣に選ばれました。
自民党の裏金問題への不信や停滞し続ける経済などさまざまな課題がある中、高知県民は新しいリーダーの誕生をどう受け止めているのでしょうか。

1日の午後1時半すぎから衆参両院で総理大臣の指名選挙が行われ、自民党の新しい総裁・石破茂氏が第102代内閣総理大臣に選出されました。

新しい総理の誕生を、県民はどう受け止めているのでしょうか。

Q.国民から信頼を失った政治とカネの問題について
「その辺は払しょくしてほしい。悪いところはあったと思うので。」

Q.期待できそうですか
「期待するしかないと思う」
「石破さん自身が(裏金)をやめさせると言ってたが、やめさせるのなら彼自身が力を発揮してほしい。強い力出して引っ張って行く感じで、同じ仲間からも文句言われながらでもだんだん引っ張って行くのを期待したい」
「収支報告書ですかね。入った金額、出た金額。せめてそこを金額だけでもはっきりする。それができたら内容を少しずつ、一歩一歩やって透明性を高めるべきだと思う。」

Q新内閣でできそうですか
「ある程度はいけるのではないか。世論がそういう動きなので、少しずつ透明性を高める方向に来ると思う」

また、長引く物価高で県民の生活は厳しさを増し、さらに全国的な賃上げの流れも高知県の全域に広がっているとはいえません。コロナ禍後の景気の回復感は、まだ実感できていません。

Q.物価高・地方について
「生活が豊かになるようにがんばってほしい」
「これから、言われたことちゃんと実行してくれるかどうか。」
「いま経済が低迷している。経済対策をちゃんとやってもらいたいと思う。地方に対しての支援策をもう少し拡充してもらえたらなと思う」
「石破さん自体地方の方なので、地方が良くなるように、東京一極集中を、東京も良くなって地方も良くなる仕組みづくりをしてほしい」
「過疎化が進むし、老人の町になってるので、(土佐清水市が)にぎやかになるようなことを少しでも考えてもらえたら嬉しい」

全国規模で進む人口減少対策は重要な課題です。大都市圏への若者の流出が続く中、県内の大学生は新総理にどんな期待をしているのでしょうか。

「東京に知り合いがいるのでお金の話とか聞いても、物価も違うが貰っているお金も違うので、もっと地方に人を増やしたいなら地方で安定した生活が送れるようなお金の増やし方ができるようにしてほしい」
「将来僕たちが子どもを育てるとなった時に、未来がぱっとしない、どんな未来になるか想像できないなというのはある。若者を支援するような政策であったりとか、もっと案を出して安心させて欲しい。給料上げてもらったりとか、行事とか、ここに残りたいということを色々やってくれたら、高知から離れていく人とか地方から離れていく人が少なくなると思う」

初代の地方創生担当大臣も務め、東京への一極集中を是正し地方へのヒト・モノ・カネの分散を掲げる石破総理。有言実行となるのでしょうか。石破総理は1日に新しい内閣を発足させ、今夜、新政権の基本方針を説明します。また10月9日には衆議院を解散し、衆議院選挙を10月15日公示、27日投開票の日程で行うと表明しています。

■石破茂 氏(9月27日)
「閣僚になることも総理大臣になることも、手段であって目的ではない。改めてそれを思い起こし、そうであらねばならないと思っている。自民党はほんとに変わったねと国民の皆様に、そして日本は変わるねということを世界の皆様にほんとに実感していただけるように全身全霊を尽くしていく」

党改革を進め、山積する国の課題にどう対処し解決を図っていくのか。石破新総理の手腕が問われています。