審査員は鎧塚シェフ!プロでも難しい“マカロン”で勝負をかける19歳のスイーツコンテスト

愛媛産の農産物を使ったスイーツコンテストの最終審査が行われました。有名スイーツ店のパティシエやお菓子作りを学ぶ専門学生らが参加したこのコンテスト。パティシエを目指す19歳の挑戦を追いました。
10月1日、お菓子を試食する女性グループや投票用のパネルにシールを貼る親子連れ。
「えひめスイーツコンテスト×とべもり+(プラス)」の一般投票が、えひめこどもの城で行われました。
2009年から開催されているこのコンテスト。スイーツを通して愛媛県産の農産物をPRするとともに、消費拡大を目指すプロジェクトです。
テーマは「とべもり+(プラス)」とべ動物園やえひめこどもの城などをイメージ
さらに、今年は、テーマとして“とべ動物園やえひめこどもの城など「とべもり+(プラス)」と呼ばれる4つの施設を連想させるお菓子であること”という条件が設けられました。
投票を行う50組の一般客に配られたのは、シロクマやウサギ、砥部焼などが描かれたお菓子。64点の応募の中から一次審査を通過した13作品です。
試食した父娘:
父「何を選んだんですか?うさぎさん?」
子「うん」
父「うさぎさん可愛かったね。やっぱり動物のお菓子が可愛かったね。動物さん好きよね」
試食した女性グループ:
「砥部焼クッキーが可愛かったです」
「ずっと握っとったね」
「商品化されてほしい」
「買う買う」
この日の一般審査、そして後日、有名洋菓子店のパティシエなどによる最終審査を経てグランプリが決定します。
子どもたちの人気集めた“マカロン” 作ったのはパティシエ目指す19歳
投票が進む中、子どもたちに人気を集めていた作品のひとつがこちら。
試食する親子
子「なんかバナナ味」
家族「バナナ味?」
母「本当に?」
ピンクやオレンジなどカラフルなマカロンです。
手がけたのは、河原外語観光・製菓専門学校のパティシエ・ブランジェ科で学ぶ1年生の松本詩恩さんです。
最終審査の2日前。
審査に提出するマカロン150個の制作が追い込みに入っていました。同級生で友人の松本隼さんがサポートします。
パティシエ・ブランジェ科1年 松本隼さん:
「マカロナージュが上手くいっていないと生地がよれたり固すぎたりすると思うのでそこの見極めが一番肝心になるのかなと思う」
作品のタイトルは「さんしょくてんとうまかろん」です。