×

大雨への備えできていますか?土や砂が不要“水で膨らむ土のう袋”&“水のう袋” 手軽な浸水対策グッズ

2024年6月25日 18:25
大雨への備えできていますか?土や砂が不要“水で膨らむ土のう袋”&“水のう袋” 手軽な浸水対策グッズ

梅雨に入り、愛媛県内はきょうも雨が降ったりやんだりの一日となりました。この先、西日本では28日金曜にかけて、前線の活動が活発になり、警報級の大雨となるおそれもあります。いつ降り出すか分からない大雨、備えはできていますか?

松山市内のホームセンターでは、様々な防災グッズを展開していました。

和氣アナ:
「エマージェンシーセット、自動車用っていうのがあるんですね」
DCM経営戦略統括室 中村香織主任:
「車に乗ってるときに水があふれてきて、閉じ込められるというようなこともある。その際に車から出られないこともある。脱出用のハンマー。ガラスを割るために入っている」

他にも、今月に入り売れ行きが伸びているというのが…

中村さん:
「こちらが売り場になります」
和氣アナ:
「下の方にブルーシートがあって、そこから上にいくと“水で膨らむ土のう袋”?」
中村さん:
「中に給水ポリマーが入っていて、それ(袋)を水に浸けることで給水ポリマーが膨らんで、土のう袋になる」

この、取っ手の付いたバッグ型の袋。水に浸けて、給水ポリマーを少しもみほぐすと…

和氣アナ:
「なんか膨らんできてません?」

給水ポリマーがみるみる水を吸って、膨らんでいきます。水に浸けてから5分後…

和氣アナ:
「あ!重っ!うわっ、これ重い。これ、大体何キロくらい?」
中村さん:
「重さがこれ大体15キロくらい」

いざという時に、お風呂の浴槽やたらいなどに溜めておいた水に浸けておくだけで完成するという手軽さが幅広い世代に人気だそうです。

そして、今年発売したのが水を入れた状態で備えておく「水のう袋」。

中村さん:
「生活用水として使うことも可能」

水をせき止める役目として、また水道が止まってしまった時には、袋の中の水を洗濯や洗い物に使う生活用水として活用できるといいます。中村さんによると、積み重ねた袋とブルーシートを組み合わせて使うと、より水の侵入を防ぐことができるということです。

中村さん:
「まだ梅雨も明けていないしこれから台風もシーズンになってくるので、自分で今からできるものを準備しておくと、いざというときのために使えるかと思う。そういった備えを今のうちにやっていただくと非常にいいと思う」