今度は高さ20メートルの“ご神木”が…松山市の堀之内で「お袖大明神」のエノキ倒れる
今度は高さ20メートルの「エノキ」です。松山市の堀之内で、大木が折れているのが見つかりました。
きょう午前10時前。
和氣アナ:
「松山城のお堀では折れたエノキを切断して撤去する作業が行われています。そしてお堀の対岸、お袖狸のお社の方を見てみると屋根に穴が開いているのも確認できます」
クレーンで吊り上げられる大木。松山市役所の目の前にある「八股榎 お袖大明神」のエノキです。高さおよそ20メートル、太さはおよそ1メートル。長年ご神木として、崇められていました。
松山市によりますと、おととい日曜の午後5時頃、市の職員が幹の部分から折れ、倒れているエノキを見つけたということです。けが人はいませんでした。
4代目堂守 田中啓子さん :
「いくらご神木さんと言えども、もう寿命なんかなと思ったりもする。気の毒だなと思って」
市は、老朽化や風の影響で折れたのではないかと見ています。
今月4日には高さ15メートルのクロマツが倒れているのが見つかっている堀之内。
松山市では先週、市が管理する周辺の樹木を緊急点検し異常がないことを確認していましたが、今回のエノキは対象外だったということです。