ミニバイク盗んだ容疑で逮捕の松山市職員の男(58) 個人情報書かれた書類を自宅に持ち帰り懲戒免職処分
公園内の駐輪場に知人が停めていたミニバイクなどを盗んだとして、去年逮捕された松山市職員の男。この男が、個人情報が書かれた市の書類などを自宅に持ち帰っていたとして松山市は、きょう男を懲戒免職処分としました。
きょう付で懲戒免職処分となったのは、松山市土居田の松山市職員菊池豪被告(58)です。
市によりますと、菊池被告は廃棄予定の物品や個人情報が書かれた市の書類およそ10人分を無断で自宅に持ち帰っていたということです。
市は今月27日、松山東署から押収物の確認を依頼されて菊池被告の行為を認知し、本人に確認したところ事実であることを認めたため、今回の処分に至りました。これまでに、個人情報が悪用された事実は確認されておらず、市への問い合わせも無いということです。
野志克仁市長は「職員の立場を利用した不適切な行為で誠に遺憾。再発防止に取り組む」とコメントしています。
菊池被告は去年、ミニバイクなどを盗んだ疑いがあるとして逮捕・起訴されていますが、これまでの市の聞き取りに対し容疑を認めていないということです。