届け出住所とは別の場所から登庁…松山市議が「今後交通費を受け取らない」意向示す
松本博和市議
松山市議会議員が事前に届け出た住所とは別の場所から登庁し、「交通費」を実態よりも多く受け取っていた問題で、きょう議員が記者会見を開き、今後はこの「交通費」を受け取らない意向を示しました。
松本博和市議:
「市民の皆様に大変ご迷惑と不信感を抱かせたことに、本当に申し訳なく思っております」
この問題は松山市議会の松本博和議員が、居住地として届け出ている中島からではなく、事務所として借りている松山市の陸地部のマンションからたびたび登庁し、交通費として支給される費用を実態よりも多く受け取っていたものです。
松本議員は市民に不信感を抱かせたことを謝罪したうえで、今後この「交通費」を受け取らない意向を明らかにしました。
一方で、議会の開会中など、年間を通じて限られた日数以外は中島を拠点に生活しており、居住実態はあくまで中島にあると主張。
議会事務局に届け出ることのできる住所が現状、1か所に限られていることから今後、市議会に条例の改正を求めていくとしました。