新型コロナ患者数が松山市と中予で急増 インフルは5歳から9歳が全体の4割占める【愛媛】
先月22日から1週間の県内の感染症の患者報告数が発表されました。新型コロナは4週連続で増加しています。
県によりますと、先月22日から28日までの新型コロナの患者報告数は、県内の1定点医療機関あたり17.44人と前の週と比べ3.47人増えています。
また保健所別でもすべての管内で増加していて、特に松山市と中予ではともに前の週に比べて急増しています。
一方、インフルエンザの県内の定点あたりの患者報告数は18.13人と前の週から2.00人減少しましたが、保健所別では西条と松山市で増加しています。
またウイルス型が判明した症例のうち、去年12月中旬までは9割以上がA型でしたが、去年末からB型が占める割合が増加していて今後の動向に注意が必要だということです。
インフルエンザに関して県は、年齢別で見ると5歳から9歳が全体の4割を占めていることから、小学校などの集団生活を通じて感染が広がるおそれがあるとして、引き続き対策の徹底を呼び掛けています。